2013年10月6日日曜日

アウトドアクッキング

10月5日(土)に秋吉台リフレッシュパークにてアウトドアクッキングとナイトスカイウォッチングのイベントを行いました。
残念ながらお天気は雨。自然の夜空でナイトスカイウォッチングはできませんでしたが、専門の先生を招いてのプロジェクター映像上映会はとても好評だったようです。
普段何気なく見上げている星空も詳しいお話が聞けると、次からは違った目で見ることができますね。私も参加したかった・・・。

私はアウトドアクッキングの方でお手伝いをしていたのでその様子を少しご紹介いたします。
参加者のみなさまが来られたらすぐできるようにと勇んで始めた準備・・・・

少し激しくなり過ぎちゃいましたね・・・。

今回のメニューは
ポンポラ飯と竹パンです。
ポンポラ飯はお米と具を入れて野外炉にかけます。
アウトドアクッキングなので味付けも目分量でOK!
想像と違った出来上がりだとしても、とっても美味しく感じちゃうのが自分で作る料理、お外で食べる料理の素晴らしいところです。

準備ができた竹のお釜を炉にかけます。
だんだんと火がまわって竹が黒くなってきます。
お米に加えた水分がプクプクと泡立って出てきたら
そろそろ食べごろかな?
参加した子供たちも「熱い!熱い!」と言いながら一生懸命火と格闘しておりました。

料理で用いる竹は孟宗竹(モウソウダケ)がお勧めです。竹が肉厚なので竹が焦げ付くころに、ちょうど中の食材まで火が通るようになります。
ご飯が出来るまで竹のお話や
ポンポラ飯の名前の由来なんかをみんなでお話し、盛り上がっていました。






こちらは竹パンです。
竹を縦に半分にし、蓋と底にします。
どちらにもたっぷりバターを塗ったら、パンの生地を入れてぐるぐると針金で縛ります。
竹パンは炭火でじっくり焼きあげます。
途中でくるくると回転させるので針金で縛らないといけないのです。
この針金作業がなかなか難しく、お父さんの出番でした!さすがお父さん!

パンもご飯も焼きあげていると途中で竹から蒸気が出てきます。生の竹を使うので水分が多く含まれてます。その水分がまた食材を美味しく仕上げるんですよ♪

ただこの水分すっごく熱い・・・。分かっているのに触れてしまい言葉にならない音が口からでました。近くにいたちびっこがそんな私の苦痛の叫びに若干引き気味見ながらも心配をしてくれました。優しい。
軍手をしていたのに火傷。みなさんも作業をされる時は気をつけてください。

余談ですが火を扱う作業の場合、皮手がひとつあると便利です。溶接ようのゴワゴワした皮手なら安く売ってあります。ただし皮手は油の臭いも強いですし、細かい作業には向いていません。
なので火の近くで熱いハンゴウや、今回のような焼きあがった竹を扱う際は綿100パーセントの軍手がお勧めです。軍手だと皮手に比べて細かい作業も可能です。ポリが含まれる軍手は火の粉が飛んでつくと溶けて燃えだすことがあります。綿100だと火の粉がついても焦げ付くだけで広がることはありません。参考までに。

さてそんなことを話しているとそろそろ完成のようです。
蓋をあける瞬間はいつだってどきどき。


じゃーーん!!!うまくできました!




何度作っていても竹の状態や火の感じで出来具合はいつも異なります。
それがアウトドアクッキングの良い点であり
また心配なところでもあります。
今回はみなさん大成功!これだけみんながうまくいくのも珍しいようです。
出来たてをぱくり!
食べきれなかった分はお土産に◎

竹を持って帰られる方もいらっしゃいました。
とっても楽しんでいただけたようでうれしいです。




普段なかなかできない体験、自分だけじゃあ準備も大変、そんな方には今回のようなイベントにぜひ参加していただきたいです。
また次回も計画いたしますのでこうご期待を!!!



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